この記事では、pythonのfor文についてわかりやすく解説していきます。
pythonのfor文は、他の言語のfor文と違って少し特殊なので、この記事をみて理解していただけると嬉しいです!
for文とは?
pythonのfor文は、リストに入っているデータの集まりを取り出す時に使います。
リストとは、要素の集合のことで、こんな感じで表せます。
sports=["basketball", "soccer", "baseball"]
sportsという変数のリストには、basketball, soccer, baseballが入っています。
このbasketball, soccer, baseballのことをリストの要素と呼びます。
最近大学でpythonを使ってファイル出力することになったんですけど、for文のイメージを掴むまでに少し時間がかかったんですよね、、
というのも、pythonのfor文と他言語のfor文って少し違うんですよね(笑)
CやJAVAだとこんな感じです。
このfor文の中身は、まずi=0で変数の初期化、i<=5で、iが5になるまでは繰り返す、i++で変数を更新しています。
pythonをやる前に他の言語を学んだ人はこのfor文を知っている人が多いと思います。
次にpythonのfor文について説明していきます。
pythonだとこんな感じになります。
pythonだとこんなにシンプルに書けちゃうんですよね~(笑)
このfor文を言語化すると、「リストの要素の数だけ処理を繰り返す」になります。
なんとなくイメージ湧きましたか?
次の章では、例を使って説明していきます!
簡単な例で実践
先ほどのsportsのリストをfor文を使って出力してみましょう。
これがソースコードです。
sports=["basketball", "soccer", "baseball"] for i in sports: print(i)
ソースコードをターミナルで実行した結果です。
なんでこのような出力になるのか説明していきます。
このfor文では、リストの要素がbasketball, soccer, baseballの3つなので処理は3回です。
1回目の処理では、変数iにbasketballが代入されます。
2回目の処理では、変数iにsoccerが代入されます。
3回目の処理では、変数iにbasketballが代入されます。
これだけじゃ納得できない人もいるかもしれないのでもっと簡単に表してみます。
もっと簡単に!!!
このイメージの方がわかりやすいかもしれません。
1回目の処理では変数iは0です。
sports[0]の要素はbasketballなのでbasketballが出力されます。
2回目の処理では変数iは1です。
sports[1]の要素はsoccerなのでsoccerが出力されます。
3回目の処理では変数iは2です。
sports[2]の要素はbaseballなのでbaseballが出力されます。
最後に
いかがでしたか。
pythonのfor文についてできるだけわかりやすく説明しました。
for文を理解することはとても大切なのでぜひ覚えておいてください!
今後もプログラムの記事について更新していく予定です。