
iPhoneの急速充電を行うためには、適切な急速充電用製品を購入する必要があります。
この記事では、急速充電用製品を購入する前に知っておきたいポイントと、オススメのAnker製品を紹介します。確実に急速充電したい方には必見です。
購入前に知っておきたいポイント
購入前に知っておきたいポイントをiPhoneと充電用製品に分けて紹介します。
iPhone
急速充電に対応している機種
急速充電に対応しているのはiPhone8以降のシリーズが対象です。iPhone7以前の機種を利用している方は急速充電ができないのでご了承ください。
急速充電ができるiPhone機種
- iPhone 8 / 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone XS / XS Max
- iPhone 11 / Pro / Pro Max
- iPhone SE (第2世代)
- iPhone 12 / mini / Pro / Pro Max
- iPhone 13 / mini / Pro / Pro Max
急速充電するために必要な出力
iPhoneを急速充電するためには、18W以上の出力で充電する必要があります。
一般的にWが高いほど充電速度が早くなります。
後ほど紹介しますが、USB Power Deliveryという規格を持った電源アダプタを利用しないと急速充電を行うことができません。
急速充電の目安時間
急速充電では、約30分でiPhone 8以降のスマホを最大 50 % まで高速充電することができます。
短い時間で充電できるのはとても嬉しいですよね!
急速充電は、うっかり充電し忘れてしまった場合や、外出先や職場で短時間で充電したい時にはとても便利な機能です。
急速充電用の製品
急速充電を適切に行うためには以下2つの条件を満たす必要があります。
急速充電を行うための条件
- USB Power Deliveryに対応している充電ケーブル
- USB Power Deliveryに対応している電源アダプタ

高速充電規格には、Quick Chargeという規格もありますが、現状のiPhone(2022/2現在)は対応していないため説明を割愛します。
USB Power Deliveryと、MFi認証というApple社が他社向け製品に行っている認証について詳しく紹介します。
USB Power Delivery(UPD)
USB Power Deliveryとは、USBケーブルを利用して最大100 Wまでの受給電を可能にする規格です。
商品紹介ページではUPDやPDなどと略されていることが多いです。
USB 2.0では2.5 W、USB3.0では4.5 Wまで電力供給が可能でしたが、USB Power DeliveryではUSB 3.0を約20倍以上上回る電力供給となっています。
デメリットは以下になります。
デメリット
- 電源アダプタとType-CケーブルどちらもUSB Power Deliveryに対応していないと急速充電できない
MFi認証
MFi(Made For iPhone / iPod / iPad)認証とは、Apple社が他社が開発した充電ケーブル等のアクセサリがiPhone / iPod /iPadなどと互換性があると公認した証です。
このMFi認証を受けた製品でないと、充電ケーブルをiPhoneに接続しても「このアクセサリは使用できません。」というようなエラーが表示され、思うように充電できない可能性があります。

急速充電にオススメ!Anker製品の紹介
Ankerは、モバイルバッテリー等のスマホやタブレット関連製品の開発を行う中国のメーカーです。
安価で安全な製品を開発しており、商品保証期間が長いことが特徴です。
特にスマホの充電機器関連製品では、世界的にヒット商品を出しています。
さっそくUPD(USB Power Delivery)に対応しているAnker製品をチェックしていきましょう。
UPD対応の電源アダプタ
AnkerのUPD(USB Power Delivery)に対応している電源アダプタです。
電源アダプタの仕様と特徴
製品仕様は以下の通りです。
製品サイズ | 縦幅2.7 x 横幅2.7 x 奥行 4.5 cm |
重さ | 約30g |
出力 | 最大 20W出力 |
1ポート | USB Type-C |
電源アダプタの特徴
- USB Power Deliveryに対応(Anker独自技術のPowerIQ 3.0が搭載)
- 世界一コンパクトで最軽量(2020/9時点)
- 最大20W出力
- 多重保護システム搭載
- カラーが豊富(ブラック・ホワイト・ミントグリーン・ラベンダーグレー)
メリットとデメリット
この製品のデメリットは以下になります。
デメリット
- 最大出力が20Wである点(iPhoneの急速充電には問題なく利用できます)
- Type-Cポートが1つしかない点

この製品のメリットは以下になります。
メリット
- コンパクトで外出時に持ち運びやすい
- 多重保護機能などの高い安全性
- 18ヶ月間の商品保証
悪い口コミと良い口コミ
- Type-Cケーブルが必要だということを理解しないで購入してしまった。
- 半年ほどで壊れてしまった。
- やや発熱があった。

半年で壊れたら商品保証期間内だからお問い合わせしてみよう!
- 高出力で急速充電をすることができた。
- コンパクトで持ち運びにとても便利。
- Appleの純正品の充電器(5W出力)と同じサイズ感なのに20Wの出力できるのが嬉しい。
まとめと出力が大きい電源アダプタの紹介
Ankerの電源アダプタは、小さいのに高出力で急速充電することができる製品になっています。
家でも持ち運びにも便利で扱いやすく、多重保護という安全性と商品保証も兼ね備えています。
iPhoneを急速充電したい方にはオススメの製品なのでぜひチェックしてみてください!
先程紹介した製品より出力が大きい、UPDに対応している電源アダプタを出力別に3製品(30W, 45W, 60W)紹介します。お持ちのPC等も一緒に充電したい方は以下の商品がオススメです。
UPD対応の充電ケーブル
AnkerのUPD(USB Power Delivery)に対応しているiPhone専用のLightningケーブルです。
電源アダプタの仕様と特徴
製品仕様は以下の通りです。
長さ | 0.9 m 又は 1.8m |
重さ | 約63g |
出力 | 最大 20W出力 |
ケーブルタイプ | USB-C And Lightning |
充電ケーブルの特徴
- USB Power Deliveryに対応(最大 20W)
- Apple MFi認証済み
- データ転送速度が480Mbps
- 約25,000回の折り曲げに耐える耐久性
- 8種類のカラーから選ぶことができる
メリットとデメリット
この製品のデメリットは以下になります。
デメリット
- USB Type-Cに対応した電源アダプタを別途購入する必要がある

この製品のメリットは以下になります。
メリット
- Appleに正式にMFi認証を受けている製品なので安心できる
- 耐久性が高いのにかさばらない
- 18ヶ月間の商品保証
悪い口コミと良い口コミ
- 接触不良品だったため返品を行った。
- 充電ケーブルが少し太い。
- 使用開始後2ヶ月で壊れてしまった。

- 急速充電が本当に早くて感動。
- カラーバリエーションが豊富で嬉しい。
- ケーブルが絡みづらく、触り心地が良い。
まとめ
Ankerの充電ケーブルは、MFi認証済みでUSB Power Deliveryにも対応しています。
ケーブルの両端がLightningとUSB Type-Cになっていますが、先程紹介した電源アダプタを使用すれば問題なく利用することができます。
電源アダプタと充電ケーブルを持ち歩いても約93gなので手軽さが素晴らしいですね!
iPhoneを急速充電したい方にはオススメの製品なのでぜひチェックしてみてください!