日本は安全な国ですが、自然災害はとても多い国です。
台風・地震・津波・大雪・ゲリラ豪雨・停滞前線による河川の氾濫など、パッと思いつくだけでもたくさんの災害があります。
災害時に停電はつきもので、電気がすぐに復旧するという確証はありません。
そんな時に重宝するのが連絡手段を途絶えさせないための災害用モバイルバッテリーです。
このページでは、災害時に役立つモバイルバッテリーの選び方を紹介した後、災害時に役立つおすすめ製品について紹介します。
目次
災害用モバイルバッテリーの選び方
災害用モバイルバッテリーの選び方について紹介していきます。
選ぶ際の観点
- 大容量なバッテリーであること
- 持ち運べること
- 電源以外で充電できること
- ポータブル電源も活用する
大容量なバッテリーであること
一度停電が起きると、次いつ電気が復旧するかわからないので大容量なモバイルバッテリーを選ぶのが大切です。
しかし、大容量なモバイルバッテリーは大きく重くなってしまうため持ち運びに向かない可能性があります。
それを踏まえた上で適切な容量のモバイルバッテリーを用意しておくことをお勧めします。
適切な容量のモバイルバッテリーを選ぶための計算方法について紹介します。
例えば、iPhone13を4回満充電できるモバイルバッテリーを用意したい時には20000mAhのモバイルバッテリーを用意する必要があります。
iPhone13はバッテリー容量が約3200mAhなので、4回満充電するには12800mAh必要です。
モバイルバッテリーの充電効率を70%とすると、iPhone13を4回充電するために必要な容量は「12800mAh ÷ 0.7 = 18285.7....mAh」と計算することができるので、20000mAh以上のモバイルバッテリーであれば4回満充電できると推測できます。
充電効率は60%~70%とされているので、不安な方は60%の方で計算すると良いでしょう。
充電効率とは
持ち運べること
自宅以外の避難所などに避難することを考えると、持ち運べるモバイルバッテリーを選ぶことは大切です。
大容量のモバイルバッテリーを選ぶと大きくて重いバッテリーになりがちです。
分厚いモバイルバッテリーではなく、薄型の携帯性が高いモバイルバッテリーが避難にはお勧めです。
家族で避難する場合、誰か一人が重いバッテリーを持っていれば良いと思いがちですがずっと一緒にいれるという確証はありません。
災害に備えて毎日軽量のモバイルバッテリーを持ち歩くことも対策の1つです。
電源以外で充電できること
停電時はいつ電気が復旧するか分からないので、電源以外でモバイルバッテリーを充電できることも大切です。
電源以外で充電する例
- ソーラー充電
- 車で充電
- 手回しで充電
太陽の光で充電できるソーラー充電や、手回し式充電、車から充電を行えば、電源以外で充電することができます。
また、乾電池から充電できるような製品を買っておくこともお勧めです!
ポータブル電源も活用する
ポータブル電源はスマホも充電できますが、スマホ以外の製品も充電することができます。
100V以上の出力を持つポータブル電源であれば、家庭で利用している家電製品も使うことができます。
おすすめの災害用モバイルバッテリー
ソーラー充電可能!40800mAhの大容量バッテリー
ソーラーチャージができるモバイルバッテリーです。仕様や特徴、メリット・デメリット、口コミについて見ていきましょう。
仕様と特徴
製品仕様です。
充電容量 | 40800 mAh |
製品サイズ | 縦幅17 x 横幅8.2 x 奥行 3.8 cm |
重さ | 約500g |
ケーブル出力 | 18 W |
ワイヤレス出力 | 10 W |
蓄電方法 | ソーラー/ USB-A/ Type-C /micro USB |
モバイルバッテリーの特徴
- 40800mAhの大容量(iPhone13を約8.9回充電できる←充電容量70%で計算)
- 通常充電と、ワイヤレス充電どちらも可能
- 4種類の蓄電方法(ソーラー充電・USB-A・Type-C・micro USB)
- 4種類の内臓ケーブルが搭載(Lightning・USB-A・Type-C・micro USB)
- 防塵・防水・耐衝撃の設計で災害時に有用
- 2つのLED照明ライトが搭載
- 過電流・過電圧・温度保護機能が搭載
- PSE認証製品(電気用品安全法の基準を満たす)
ソーラー充電だけで0%→100%まで充電するのには約300時間かかるから注意が必要だよ!
メリットとデメリット
この製品のデメリットです。
デメリット
- サイズが少し大きく、約500gと結構重め
- ソーラー充電のみだと蓄電に300時間も必要
この製品のメリットです。
メリット
- スマホ充電に十分な容量を確保できる
- 内臓ケーブルが便利
- 防塵・防水・耐衝撃の構造が災害時に役立つ
- PSE認証済みで安全性が高い
悪い口コミと良い口コミ
- 容量は十分。災害用なので仕方ないが、利用頻度が少なめ。
- 予想以上にバッテリーが重く感じる。
軽い方が良かったら他の製品をあたろう!
- 思ったより蓄電に時間がかからないし、充電速度も早い。
- 災害用として申し分ない製品。買って良かった。
- ケーブルでもワイヤレスでも充電できるのがとても便利。
- 内臓ケーブルのおかげでコンパクト。
まとめ
紹介したモバイルバッテリーは、少し大きく重い(約500g)という点はありますが、大容量かつ耐久性の高い製品になっているので災害時には間違いなく役立つ製品です。
災害時のスマホの充電切れに不安な方や、製品の耐久性や安全性に不安な方にはとてもおすすめな製品なので、ぜひチェックしてみてください!
ソーラーでも手回しでも充電可能!61200mAhの大容量バッテリー
ソーラーでも手回し式でも蓄電ができるモバイルバッテリーです。仕様や特徴、メリット・デメリット、口コミについて見ていきましょう。
仕様と特徴
製品仕様です。
充電容量 | 61200 mAh |
製品サイズ | 縦幅16 x 横幅8.1 x 奥行 4.2 cm |
重さ | 約740g |
ケーブル出力 | 15 W |
蓄電方法 | ソーラー / Type-C /micro USB / 手回し |
モバイルバッテリーの特徴
- 61200mAhの大容量(iPhone13を約13.3回充電できる←充電容量70%で計算)
- 複数台同時に充電できる(内臓ケーブル3種 + USB-A 2個)
- 4種類の蓄電方法(ソーラー・手回し・Type-C・micro USB)
- 3種類の内臓ケーブルが搭載(Lightning・Type-C・micro USB)
- バッテリー残量と蓄電状況がLEDランプでわかる
- 防塵・防水(IPX7)・耐衝撃の設計で災害時に有用
- LED照明ライトが搭載
- SOS発信機能(信号灯)が搭載
- 過充電・過放電・過熱・ショート保護機能が搭載
- PSE認証製品(電気用品安全法の基準を満たす)
メリットとデメリット
この製品のデメリットです。
デメリット
- サイズが大きく、約740gと重め
- ソーラー充電と手回し充電はあくまで補助的な蓄電手段
この製品のメリットです。
メリット
- スマホ充電に十分な容量を確保できる
- 補助的な蓄電機能だが、ソーラーでも手回しでも充電できる
- 内臓ケーブルが便利
- 防塵・防水・耐衝撃の構造が災害時に役立つ
- PSE認証済みで安全性が高い
悪い口コミと良い口コミ
- ソーラー充電の蓄電速度がとても遅い。
- バッテリーが重い。
- 災害やキャンプなどに最適な商品。スマホ以外の充電にも使える。
- 思っていたよりもソーラー充電で蓄電できるのが早かった。
- 内臓ケーブルがあるおかげでコンパクトに収まる。
- この価格で多機能で大容量なのは本当にありがたい。
まとめ
紹介したモバイルバッテリーは、大きくて重たいという欠点はありますが、61200mAhと大容量で、ソーラーでも手回しでも蓄電できるのが嬉しい製品です。
また、災害時に備えた耐久性や、モバイルバッテリーの安全性も考慮して設計された製品です。
災害時のスマホの充電切れに不安な方や、スマホ以外も色々充電したい機器がある方、製品の耐久性や安全性に不安な方にはとてもおすすめな製品です。ぜひチェックしてみてください!
乾電池式モバイルバッテリー
乾電池式のモバイルバッテリーです。
製品仕様です。
製品サイズ | 縦幅7.8 x 横幅6.4 x 奥行 1.9 cm |
重さ | 129g |
ポート | USB-A |
停電時に電気が止まってしまっても、単3乾電池から電力をスマホに供給できるのが魅力の製品です。
お手頃価格なので家庭で1個は持っておくことをお勧めします。