この記事では、「かつ」「または」「〜ではない」ブロックの使い方についてわかりやすく紹介していきます。
「かつ」を使おう
「かつ」は2つの条件が一致した場合に処理を行います。
これだけではよくわからないと思うので、例を使ってわかりやすく説明していきます。
「イベント」をクリックして、「実行(緑の旗)が押されたとき」をドラッグ&ドロップしてください。
「制御」をクリックして、「ずっと」をドラッグ&ドロップしてください。
「ずっと」の内側に「もし〜なら」をドラッグ&ドロップしてください。
「演算」をクリックして、「かつ」をドラッグ&ドロップしてください。
「調べる」をクリックして、「かつ」に「スペースキーが押された」を2つドラッグ&ドロップしてください。
「スペースキーが押された」を「右向き矢印が押された」と「左向き矢印が押された」に変えてください。
「見た目」をクリックして、「こんにちは!と2秒言う」をドラッグ&ドロップしてください。
「実行(緑の旗)」をクリックして実行していきましょう。
「右向き矢印」と「左向き矢印」の片方を押しただけでは「こんにちは!」が表示されません。
「右向き矢印」と「左向き矢印」を両方同時に押すと、「こんにちは!」が表示されます。
この例で、2つの条件(右向き矢印と左向き矢印を同時に押す)を満たさないと、処理が実行されないことがわかりました。
「かつ」は2つの条件を満たさないと処理が実行されないんだね!
「または」を使おう
「または」は、2つの条件のうちどちらか1つの条件を満たせば処理が実行されます。
「かつ」で作ったプログラム例を少し変えて、「または」でも試していきましょう。
先ほどのコードの「かつ」の部分を「または」に変えてください。
「実行(緑の旗)」をクリックして、実行していきましょう。
「右向き矢印」を押しても、「左向き矢印」を押しても「こんにちは!」と表示されます。
「または」はどちらか1つの条件を満たせば処理が実行されるということがわかりました。
最後に
「かつ」と「または」の使い方がわかりましたか?
「かつ」は2つの条件が一致した場合のみ処理が実行され、「または」は指定した条件のうちどちらか1つでも一致すれば処理が実行されます。
プログラミングにおいて、条件による処理の変化はとても大切なので、「かつ」と「または」はぜひマスターしておきましょう!