IT技術への世間の関心が高まっているということもあり、基本情報技術者の資格をとる人は今後ますます増えていくのではないかと考えます。
この記事では、私が基本情報技術者に合格した経験から実践した方が良い勉強法について紹介したいと思います。
目次
資格取得までに必要な勉強時間
情報系の知識ゼロなので不安です。
情報系の知識がない人でも1日約3時間の勉強で2ヶ月あれば合格することができます。
もちろん、勉強法によって必要な勉強時間に差があるので効率良く勉強をしましょう!
目安の勉強時間を知れて良かったです!
約180時間と言われているのはあくまでも目安です。
もっと短時間で合格できる人もいれば、もっとたくさんの時間を必要とする人もいます。
私は勉強時間の差は勉強の仕方で変わると思います。
私が基本情報の勉強をして感じた効率の良い勉強法を次の章でまとめました。
効率の良い勉強方法
私が考えた効率の良い勉強法は、「ひたすら実践を積む」ことです。
とりあえず情報の知識をインプットしたいんですけど、、
それは、知識をたくさんインプットしても問題に活かすことができないためです。
「過去問題を解く」→「わからない問題があったら参考書で調べる」の流れで勉強することによって知識が身につきます。
じゃあ僕もその勉強の仕方を実践しようと思います!
「過去問題を解く」→「わからない問題があったら参考書で調べる」というプロセスを繰り返すことで、問題を解くのに必要な知識を取り入れることができます。
過去問題を8~12回分解ければ試験範囲のほぼ全ての範囲を網羅できると言われています。
私は10回分の過去問を解きました。
たくさん過去問題を解くことで様々な出題パターンを知り、その都度参考書を読み返して知識をインプットしましょう!
プログラミングができなくても大丈夫
基本情報技術者試験では、プログラミングを勉強する必要がないので、知識がゼロでも大丈夫です。
プログラミングが苦手な人は表計算を選択しましょう。
表計算はExcelのことです。
関数(SUMとかAVERAGEのこと)は試験問題に記載されているので、関数の使い方だけ覚えれば高得点が取れるようになります!
オススメの参考書
オススメの参考書について紹介します。
私は2種類の参考書を利用していたので2冊紹介します。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
こんな感じで結構分厚い本です。
- 図解でイメージが掴みやすい
- 解説が丁寧
- テーマごとに過去問題を抜粋している
この本の良い点は、図を多用することで読者にイメージを沸かせ、丁寧な解説がされている点です。
キャラクター同士の会話や絵を用いて非常にわかりやすいです。
- 分厚いので持ち運びづらい
- この本の内容を全て覚えるのは難しい(範囲が広い)
本が分厚いので持ち運ぶのには重いです。
自宅以外で勉強することが多い人には少し不便かもしれません。
- 解説がわかりやすいので初心者でも安心
- 本が分厚いというデメリットはあるが、1冊持っておくと重宝する
イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
この本も分厚いです。
- シンプルなデザインでわかりやすい
- "~とくれば~"方式が特徴的(例:バナナとくれば果物)
- テーマごとに過去問題を抜粋している
シンプルにまとまっているので知識がわかりやすい印象でした。
"~とくれば~"方式を使うことで、知識同士を結びつけやすくなります。
- 分厚いので持ち運びづらい
- テーマによっては解説がもう少し欲しい
この本も分厚いので持ち運びづらいです。
使った感想ですが、テーマによっては解説がもう少し欲しいという点がありました。
インターネットですぐ調べられるので困ったというほどではなかったです。
- シンプルにまとまっていて見やすい
- 1冊持っておくと重宝する
どっちの方が良い?
情報系の知識がゼロでわかりやすい詳細な解説が欲しいという方は「キタミ式 イラストIT塾 基本情報技術者」がオススメです。
必要な知識をすぐに調べてインプットしたいという方は「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」がオススメです。
AMAZONのホームページを訪れると、本によっては中身が少し見れるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
オススメの過去問題集
オススメの過去問題集はこれです。
- 合計17回分の過去問題の演習ができる
- 解説が詳しい
- 1冊あれば十分な問題量
この問題集の良い点は、問題量のボリュームがあること、解説が詳しいことです。
左ページに問題、右ページに解説が書いてある流れです。
一つ一つの知識を確認しながら実践演習することができます。
直近の17回分の演習ができるので十分すぎる量です。
- 紙のサイズが大きいので持ち運びづらい
1点くらいしか挙げられませんでした。
直近4回は紙なのですが、それ以外はpdf形式なので解きたい問題をコピーをすれば持ち運びもしやすくなります。
試験までに勉強が間に合わなくても受験する
もう試験に行かないで休んじゃおうかな、、
お金がもったいないし運が良かったら合格できるかもしれないです!
不合格になったとしても会場の雰囲気や、試験の苦手分野が把握できるので今後の試験に活かすことができます。
そういう考えもできるんですね!
とりあえず頑張ってみます。
基本情報技術者試験は午前も午後も6割が合格基準点です。
勉強を途中で諦めてしまった方も、運が良ければ合格できる可能性があるので、試験を受けに行きましょう!
まとめ
この記事では、基本情報技術者に合格するための勉強法や勉強時間、オススメの参考書や問題集について紹介してきました。
基本情報の勉強は試験直前までにいかに知識を詰め込むことができるかが大切になってきます。
また、運が良かったら合格できる可能性もあるので諦めないでください。
試験日まで頑張って合格しましょう!